『ひきこもりのそとこもり』ひきこもり猟師物語

ひきこもりが 生きる場所を探す物語を ここに残していく。

ゲームが上手い廃人→現実に◯◯が上手い説

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つたない文章、長文ですが、主にゲームが好きな方に読んでいただきたい。

 

 

 ゲーム廃人と呼ばれた僕が、

ゲームは立派な経験値になり得ると感じた、経験をお話しします。

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僕は人より秀でた事が無い。

 

・三歳の頃から父の真似をしてSDのガンプラを作り(墨入れまでしていた

・保育園の頃は絵がうまいと褒められ

・小学生の頃からはテニスを始め、

プロになりたくて、スクールに通っていた、

大人のクラスに上がったほうがいいとコーチに勧められ、

着実にクラスのレベルを上げていた、それなりにうまかったと思う。自信もあった。

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・中学になると、自分が自信を持っていた事に、

上には上がいる事に気がつき始め自信がなくなり始める。

 

・高校に上がる頃にはやりたい事、自分の得意分野がわからなくなっていた。

そして、人生最大の失恋を引き金にひきこもり始める。 笑

 

それは一つの道を極め切ろうとしなかった為に

器用貧乏になってしまったせいだと思う。

 

 

人となんて比べず、好きな事に取り組み続けたら

また違った人生だったかもしれないと、ときどき黄昏てしまいます。

 

 

しかしその間、僕はゲームからはひと時も離れた事がなかった。

生活必需品なのだ。ないと死んでしまう気がする。

 

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そんな僕は、

ひょんな思い立ちから免許を取得し、合法的に銃を扱える人間に

 

『クレー射撃とか、猟とかしていきたいんですよねー』

すると、心配した周りの人からはご意見が沢山…

 

『ゲームばっかりやってるのに銃なんか扱えるの?そんな貧弱な体じゃ無理でしょう』

『狙うの下手すぎて人とか撃っちゃいそうだよね』

『お前そういうゲームばっかしてるから、実際簡単に扱えそうって勘違いしてない?』

みたいな事いっぱい言われました。

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ぐぬぬって歯を食いしばりながら『そうですよねー1発も当てられないかも』

と思ってもない返事をしていました。

 

根拠はないけど大きな自信がありましたので。

『今まで握っていたのはコントローラーだけど、イメトレは完璧!!

同じようにやればいいんだろ。簡単だわw』

 

とね

 

 

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そして教習射撃と呼ばれる、人生で初めてショットガンを握る日がやってきました。

 

射撃場に近づくにつれて、

パーーン!パーーン!と乾いた生の銃声が!

これに僕は

細胞が目覚めるような、いままでずっと寝ていたような感覚』を覚えました。

 

そして初めて銃を握るというのに

『この俺がセンスないわけない。あんまりミスはしたくないな』

などと、いま思い返せばポカーンとしてしまうような謎の自信。

 

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座学を終え、試験が始まります。

 

クレーという素焼きのお皿が空中に射出され。

1発撃つ。それを25回

そのうち2枚か3枚あたれば合格になります。

教官『まあ、経験者も5枚とかよくあるから、とりあえず3枚を目指して!』

 

僕『はい!(3枚だーー?すべて堕とすつもりだわ!!)』

 

ーーーー練習開始ーーーー

25枚練習として撃たせてもらえます。

 

一枚目はヒット!『おお、筋がいいね。』

二枚目、三枚目とヒットし『本当に銃を握ったの初めてですか?』

と訳のわからないことを言われる。

煽てられたせいかその後外しまくり、当たったのは14発。

 

不思議なことに、どんな時に当たらないか、

という感覚はあまりにもゲームの感覚に似ていた。

 

ーーーーそして試験開始ーーーー

 

さっきの感覚を信じ。

自分の視界とゲーム画面を脳内で重ねてトライ。

 

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すると、、、、

 

結果25発中22発命中した。

国体狙えるとか散々煽てられ、70万の新銃を買いそうになったほど。笑

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時は流れ…ある日のこと

化粧品会社の社長のSさんに誘っていただき、クレー射撃に同行させてもらった時の事。

 

クレー射撃には2種類ある。

トラップ射撃とスキート射撃。

 

3方向ランダムに同じ位置から射出され、遠ざかるように飛ぶトラップ射撃。

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自分が場所を毎回移動し、二つの射出場所があるスキート射撃。

飛んだ鳥を撃つような、実践的な練習のためにはこちらのが向いているらしい。

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ーーーーースキート射撃を選択ーーーーー

この日の練習会は25枚を×4ラウンド 合計100発を撃ちます。

 

経験者の方々と共にラウンドをこなしていくことに。

大きく動いているものを撃つ、という行為はこれが初めてでした。

 

 

最初の方は全く当たらず、呆然としました。

『え、動くと当たらない・・・・・』

 

またしても自信がつき始めたものに、影が差した瞬間。

今までの人生がよぎりました。

 

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当たらない発砲を繰り返して、2ラウンド目の後半、

この時、『もういいや遊ぼう。』と開きなおっちゃいまして

 

ふと以前試験で当たっていた時の事を思い出しました。

ゲームの感覚と似ていたなあ…』と

 

得意だった『メタルギア』をプレイしているイメージでいこう!!

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そう思って発砲。当たりました。2発目、3発目も!

 

そこからは外した時に思わず、『ちっ!』

と舌打ちをしてしまう程当たるように。

 

これまた不思議な事に引き金を引く瞬間に、あ、、、当たらないな

と分かるんです。なのでやっぱな…と悔しくて舌打ちしてしまう

 

それもまたゲームをしている時の現象と同じ。

 

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横に走っている敵に対して、

狙って打つのではなく、追い越しざまに鞭で叩くようなイメージで撃つ。

ゲームで脳に染み付いた感覚でした。

 

それは長年、廃人ゲーマーとして生き、『時間の無駄』と言われ続けた物が

『無駄』でなかった事を悟った瞬間でした。

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廃人ゲーマーの方へ

TPS、FPS、RPG、ジャンルは関係なく、

もしかしたら、その経験値を現実で活かすことができるかもしれない。

『無駄だ無駄だと』言われたものが無駄でなかったぞ!!

と、ドヤ顔で証明してやりたくはありませんか?

 

 

僕はしてやりたい。

 

この件を経験し、無駄なことなんて一切ない。

でも、それを活かせないで眠らせてをおく事は

確かに無駄だなと思いました。

 

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ーーーまとめーーー

 

世の中では何の経験にもならないと評価されるゲームだが、

実はイメージトレーニングや想像力を養うという点で、

素晴らしい教材になり得る。

 

無駄なのは他人の評価を鵜呑みにして

自分のスキルに気がつけないこと。

 

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ゲームが役に立った事がある。

無駄だと言われた事が輝いた瞬間。

そんなエピソードがあったら是非聞きたいです。

 

お気軽にコメントしてくだちい。

 

 

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