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『ひきこもりのそとこもり』〜ヒキニート猟師の蛮行記〜

一人暮らし、ダメな25歳。だが猟師だ…

今日、山で死ぬかもしれなかった

〜今日の苦悩、ベスト3

 

その1

知らない山で携帯のバッテリーが切れ、落ち合うはずの同行者と出会えず、途方にくれた。

 

 

その2

帰り道に足場が崩壊していたが、そのまま進むことに

死ぬかと思ったが、持っていた猟銃に助けられた。が、、殺されかけもした。

 

その3

別の山にて、キツネが飛び出してきて真正面に居たようでしたが、

教えられたのに全くわからず・・・。

その時、漫画のような慌て方をしたらしく、

しばらくの間バカにされ続けていた。

『ドコドコドコ!ドコドコドコ???!!』

僕『・・・・・・』

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猟に出かけた二人は、良さげな山に登ったのです。

僕は相変わらず、腰痛なのであまりきつい事はするつもりはなく、

猟銃のスリングと呼ばれる部分を持ってきませんでした。

 

スリング(銃を肩に背負う紐の事)

 

 

 

しかし『稜線で合流しよう。』と二手に分かれ、登り始めた山はきつい斜面に

滑りやすい土質、岩場、とそこそこハードでした。

 

稜線(りょうせん、その山域の主要なピークを結ぶ尾根を稜線と呼び、稜線の中でも最も顕著な尾根の連なりを主稜線、主脈などという。

 

 

 

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腰を庇いながら、やっとのこと尾根まで登り切ると、

そこは思ったような地形ではなく、合流できそうにありません。

電話は通じず、時は過ぎ

いざという時の取り決めをしていなかった事を後悔しました。

 

 

引き返すにも危険な斜面を登ってきてしまったので

あきらめて進んでみることに。

その間、定期的に地面に矢じるしを残していました。

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しばらく進むと不安感が押し寄せ、来た道を戻ることに。

 

すると電話が、『おい、いまどこだ?

僕『よかった!!つながった。採石場の裏に回り込んだ辺りです

『採石場?・・・・・プツ・・

 

バッテリーが切れました。『おうふ……

 

これはもう猟どころではないと、一定距離進むごとに、

口笛を強く吹きながら戻り始めます。

 居場所を知らせるためです。

 

(しかし、鹿も口笛のような鳴き声の時があるため逆に危ないかも。

 

不安感を募らせながらしばらく歩き続けていると、

視界の隅にオレンジ色が見えた気がしました。

ちらっと木の陰に隠れたそれはまぎれもなく、同行していたオガワさんでした。

『鹿かと思ったじゃねえか』

 

『矢印残してたのお前か』

ホッとしました。孤独って思った以上に不安になります。

 

 くさいセリフ吐きますが、1+1は2じゃないと心から感じました。

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・帰り道、鉄パイプで出来た橋が崩れていた。

 

 

 

 

そこで困ったのは、僕の銃にスリングが付いていなかったこと。

 

片手で肩に担ぐように保持していたので、

両手が空かないのはかなり危険な場所でした。

 

おい、これスリングねえと死ぬぞ。

先に危険な箇所を抜けたオガワさんに言われます。

正直そうでもないと思っていたのですが、

いざ行こうとすると、銃が半端なく邪魔

バランスが取れない

 

下を見たことで恐怖感があふれてきました。

ひきこもり気質の肉体には到底無理でした。

 

 

まだマシそうな上側から回っていく事にしました。

けど足がすくんでまともに体が動きません。

 

波紋の呼吸をしながらがんばりました。

知らない人はジョジョ 波紋の呼吸でググるべし。

 

 

もうとにかく怖かったです。

僕はいろいろなシーンで『最悪の結果』を鮮明にイメージしてしまう癖があります。

そのせいでルートが定まらず、その迷いがさらに不安感をおしあげる。

 

 

 

Q.そこで僕は銃に対してやってはならない事をしました。

それはなんでしょう?

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A,銃口側を地面にぶっ刺し、ストック代わりにした。

 

そう、銃はデリケートな物。

まずそんな事やろうなんて思いません。

けどそれをためらわずやってしまうほど、

命の危機を感じていたんだと思います。

 

無事に山を降り、銃を分解すると銃身の半分まで土や砂利が詰まっていました。

銃床も傷だらけに…。

 

けど、いままで以上に愛着が湧きましたとさ。

 

おわりー

 

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レミントンーM870。名前はジョニーですw