『鳥類の羽』ってそこそこ防御力ある
マガモ『ナナハンではなあ!』
※7.5号弾のことでクレー射撃や鳥撃ちに使用される。一発およそ45円ほど。
ーー鳥の羽って思ったより強いーー
散弾にも号数があって、一粒あたりの大きさが違います。
こんな感じ。
鳥を撃つときには、基本的に左端の
正露丸みたいな大きさのを使います。
普通、当たったら落ちると思いますよね。
鳥なんて屈強なわけでもないし。皮膚が硬くもないんだし。
でも、しかし・・・
落ちないんですよ・・・・。
カラスなんて、一瞬よろけて平然と飛んでいっちゃう。笑
特にカラスの羽は硬いので、大きめの弾でないと仕留めにくいそうです。
ハトとかもそう。いいところに当たらないと、
毛が『バフッ』と舞うくらいで平然と飛んでいきます。
ーー散弾の当たる数も関係してくるーー
銃身の形でも、弾がどう飛んでいくかが変わります。
僕は普段、平筒という銃身を使っているので致命傷になりにくいみたいです。
合わせて一般的な銃身よりも、かなり短いので(法定ギリギリ)
弾が散らばってしまうのです。
チョークと言って簡易的に絞りを作ってやるパーツもあるのですが、
いざという時にスラッグ弾が撃てないのであまり使いません。
(狭い場所をでかい弾が通るので負担がすごいかかる。)
たまに銃身が破裂してしまうらしい。
これはライフル銃だけどこんな感じになったりする。
散弾銃の銃身は薄くできているそうで、圧力には弱いんだそうな。
話を戻します。
鳥もそれぞれの種類で打たれ強さが違うので、
その獲物に合ったものを選ばないと、いたずらに傷を負わせる事になります。
これをハンターは『半矢』はんや と呼びます。
『当てたけど、半矢で逃げられちまったよー』みたいな感じです。
あまり起こしたくはない事です。
半矢でも傷が原因で衰弱し、死んでしまうことが多いとか…。
確実に仕留めるためには・・・・・
・小型鳥
(コジュケイ・キジバト・ヤマシギ
バン・ウズラ・タシギ・スズメ・ヒヨドリ・ムクドリ)
などの場合、最低でも0.68[J]以上の散弾が2粒以上必要
・中型鳥
(キジ・ヤマドリ・カラス・コガモ)などの場合、
最低でも1.15[J]以上の散弾が3粒以上必要
・大型鳥(カルガモ・マガモ)などの場合、
最低でも2[J]以上の散弾が4粒以上必要
ここの、Jとは『ジュール』と言って、
『一点にかかる力の事です。』間違ってたらすいません
ちなみに以前話に出たスラッグ弾は平均、4065Jあるそうです。
アサルトライフルのおよそ2倍!!!
ゾッとするね・・・タマヒュンですわ
hikikomori-hunter.hatenablog.com
あくまで平均で、もっと強いのもある。
弾のメーカーによってもだいぶ差があるそうです。
フィートとかジュール、専門知識ある人なら、
すんなり理解できるんだろうね。
まあとにかく、鳥類の羽って強いです。
侮れない。
ポケモンでも『つばさでうつ』って技あるけど
実際やられたら結構痛そう。
あの、人気ブログ『孤独のジビエ』の東雲先生著、
『狩猟の教科書』いかがですかーーー!!
ハンターを目指すものに人気で、もはや知らない人いない気がする。
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これも気になる。